太陽光発電システムについて
太陽光発電
Q&A
太陽光発電システムに関するご質問についてお答えします!何でもお尋ねください。
- Q1 太陽電池の単結晶と多結晶の違いは?
- Q2 全国の1世帯あたりの年間平均消費電力量はどれくらいですか?
- Q3 太陽光発電設置のメリットは?
- Q4 どのくらい発電するのか?
- Q5 曇りの日が続いたら電気が使えないの?
- Q6 余剰電力の「売電」「買電」とは?
- Q7 太陽光発電システムの操作は?
- Q8 季節によって発電量は変わりますか?
- Q9 冬に比べ夏の方が日照時間が長いのに発電量はほとんど差がないのはなぜですか?
- Q10 太陽の光が当たるとなぜ発電するのですか?
- Q11 発電した電気を貯めておくことはできますか?
- Q12 システムの耐久性・寿命は?
- Q13 もっと多機能になり価格も安くなるのでは?
- Q14 3kwの発電システムでなぜ3kw使えないのですか?
- Q15 太陽電池モジュールの面積と重さはどれくらい?
- Q16 電圧は100v・200vどちらでも使用可能ですか?
- Q17 主な取り扱いメーカーはどちらですか?
Q1
太陽電池の単結晶と多結晶の違いは?
A1
固体のシリコンを溶かし、冷やして固めてたものが結晶シリコンです。固める方法により、1つの大きな結晶からなる「単結晶」と多数の小さな結晶からなる「多結晶」に分けられます。
多結晶は単結晶に比べ製造コストが安い反面、結晶と結晶の境目で抵抗が発生するために発電効率では若干劣ります。
しかし、最近では変換効率の向上によって、比較的安価な多結晶が現在の主流になりつつあります。
Q2
全国の1世帯あたりの年間平均消費電力量はどれくらいですか?
A2
年間で約4,500KWhです。
(例)関西地区の場合、年間約106,800円(月平均約8,900円)に相当します。(関西電力10/1改訂後)
Q3
太陽光発電設置のメリットは?
A3
次の4つのメリットがあげられます。
1.自家消費分を賄い余剰分を売電できる
2.3段目電気料金を削減できる
3.時間帯別電灯契約でさらに電気代を節約できる
4.節電意識が生まれる
Q4
どのくらい発電するのか?
A4
標準的な3KWシステムの年間発電量は約3,000KWになります(全国平均・1KW当たり約1,000KW)。なお発電量は「システム最大出力」の約70%程度となります。
Q5
曇りの日が続いたら電気が使えないの?
A5
曇りや雨の日でも明るければ発電しますが、自家消費の不足分は電力会社から買って補えます。
Q6
余剰電力の「売電」「買電」とは?
A6
晴天時の正午前後が発電のピークとなり、家庭で使う電気を賄ってもまだ電気が余る状態となります。この余った電気を電力会社へ売ることを「売電」といいます。
一方、発電量が少ないのに電力消費が比較的多くなる朝や夜、また雨天の昼間などは不足分を従来通り電力会社から供給される事になります。これが「買電」です。なお、売電/買電に関しましては、電力会社との契約が必要です。
Q7
太陽光発電システムの操作は?
A7
全て自動運転で操作は不要です。太陽電池に日が当たると運転を開始し、日が当たらなくなると運転を停止します。なお、リモコン運転状況・発電量・環境貢献モニター等の確認用として利用します。
Q8
季節によって発電量は変わりますか?
A8
一年を通して発電量が大きく上下する事はありません。(但し12月~2月は発電量がやや少なくなります。)
Q9
冬に比べ夏の方が日照時間が長いのに発電量はほとんど差がないのはなぜですか?
A9
単(多)結晶シリコンは、気温が1℃上がると発電効率が約0.5%低下します。つまり冬は夏に比べて日照時間は短いものの発電効率が向上するため、年間を通して発電量に大きな差がないという訳です。
Q10
太陽の光が当たるとなぜ発電するのですか?
A10
太陽電池は結晶シリコンを加工した「N型半導体」と「P型半導体」の2種類を使って電気を起こします。
半導体には光が当たると対の「電子(-)」と「正孔(+)」が生まれ「N型半導体には(-)が、P型半導体には(+)が集まり、両方の電極に銅線をつなぐことにより電気が取り出せます。
Q11
発電した電気を貯めておくことはできますか?
A11
理論上、蓄電池を併用すれば夜間でも使えますが、蓄電池はコストが高く、また寿命も約3年程度です。また、蓄電ロスなどせっかく発電した電気を消失させるよりは、電力会社に売電する方がロスも少なく、効率的と言えそうです。
Q12
システムの耐久性・寿命は?
A12
太陽電池モジュールを構成する太陽電池セル・アルミ枠・ガラスなどは経年変化の少ない材料であり、長期使用が可能です。モジュール全体として期待寿命は20~30年です。
※1966年に設置した長崎県上島の灯台用太陽電池(シャープ製)が現在も稼働中です。
Q13
もっと多機能になり価格も安くなるのでは?
A13
太陽光発電システムはモジュールで発電した直流電気を一般家庭用の交流に変えるシンプルな機能です。今後、太陽光発電の一層の普及に伴う量産化によって、当然若干のコストダウンは考えられます。
しかし、この一方で、普及拡大によって一軒当たりのNEF補助金も年々下がって来ているために、実質負担を寒がれば今設置するのも将来設置するのもコスト的にはあまり変わらず、むしろ早く設置して償却したほうが有利とだと思います。
Q14
3kwの発電システムでなぜ3kw使えないのですか?
A14
システムの定格出力は、理想的な晴天日の最大発電量です。しかしシステムとしては次のような損失があるため、実際のシステム出力は最大発電量(定格出力)の約70%程度となります。
(1)パワーコンディショナ(接続箱機能含む)による損失・・・・10%
(2)配線・受光面の汚れによる損失等・・・・5%
(3)モジュール(素子)の温度上昇による損失・・・・10~20%
Q15
太陽電池モジュールの面積と重さはどれくらい?
A15
3kwシステム(設置面積約24㎡)の場合、モジュールが約300kg、設置部材が約30kg、合計でも330kg程度です。
Q16
電圧は100v・200vどちらでも使用可能ですか?
A16
パワーコンディショナの出力は単相200vで電力会社と接続しています。従来通り、分電盤より100v/200vともに引き出すことができます。ただし、単相100v・3相200vの配電線には接続することはできません。
Q17
主な取り扱いメーカーはどちらですか?
A16
日幸設備では各社の太陽光発電パネルを取り扱っております。
主な取り扱いメーカーは下記のとおりです。